リサイクルしやすい考案

欅板
棚板

 

ご近所農家さんからいただいた欅の板。
棚板に使わせていただきます。

先代の農家さんが次の世代のために植えた屋敷林の欅。柱や戸板などの材として使うために植えたものです。
時代が変わってちょっと厄介者扱い。で。お声がかかってきました。贅沢な棚板です。
身近にもこうやって使える資産があるんだけど、その資産を生かして使っていくには工夫の必要な時代になってしまいました。
先人が残してくれた資産を価値と見ない価値観が蔓延しています。

木材の材としての価値は、最終的には燃料にして、再度、環境に還元できるということがあります。

なので、自身の工作に化学性の塗料を使わないことにしています。
使えばオイルステーンですかね〜
オイルステーンで色よく仕上げるのは非常に手間がかかります。やっぱりやりっ放しになります。
色目の綺麗さが無いのでチョット薄黒いの、ご勘弁!!

最初は「薪に」とお声がけ頂いたんですが、やっぱり先人の気持ちを考えると、もう少し生かしていきたいと思います。

稲の花は美しい。

高橋さんの稲の花

高橋さんの稲、開花

稲の花

 

宮城県栗原市の高橋さんから稲の開花の画像が届いています。

この時期が結構肝心。
高温になると障害のある米になり食味が悪くなります。

天候要因が8割の稲作。

残り2割は生産者の技術と経験値、食味に大きく影響します。

気候変動でもそれについていく生産者の努力に感謝。

「作る人」重要です。

一面の田んぼ

新幹線くりこま高原駅から田んぼをみる

米も農作物なので環境への依存度は高くなる。
ライス高橋さんのほ場のある栗原市。新幹線の駅から、直接田んぼの感じが気持ちいい。
その後、先人たちの労力を基礎にこの景色がある。という意味合いの会話をする。

車で30分以上走って水源のダムまで見せていただいた。
このダムが栗原市、登米市の水瓶になっているそうで用水路は江戸時代に最初に作られたという事で、それほどの人間が食べることができたという事。

米。やっぱり凄い穀物です。