自らそこに在る「梅」

自らそこに在る「梅」


栽培している梅の木に花が満開です。
長年除草はおろか化学農薬や化学肥料は一切使わずに栽培している梅ですが、ここのところなんだか普通に元気です。
さすがに剪定はしないと実の付きがどんどん高い場所になっていくので最小限しますが、あとはコレといってすることがないので放任状態です。

去年、収穫に邪魔だと思い収穫3日前に刈払機でかったのですが、とたんに「黒星病」(だったかな?)になってしまい、「バランスを崩してしまったんだ?」と後悔したのを思い出します。今年は収穫してから草を刈ることにします。

この自然栽培の梅は現在ほとんど予約で毎年決まったかたに買われていきます。

遊休農地を借りて栽培しても面白いのですが、実際そこまで手が回らないし、もし借りることができても自然栽培の梅林は放任農地と勘違いされて、梅の実が盗難にあうこと請け合いです。

その辺を散歩してる方がすべて悪意のある方ではないはずですが、先進国の日本。もう少しのモラルがあっても良いんじゃないかな。

実際、「プロでしょこの仕業」という被害が知り合いの生産者あったこともありますから、上には上がいるということです。
なんだか情けない話です。